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【イーシュヴァラ・プラニダーナ】予想外の出来事をポジティブに受け入れた先にあるもの。



ヨーガの根本経典「ヨーガ・スートラ」には、私たちが人生を豊かに生きていくためのルールのようなものが記されています。

どういうことを守って、どういう風に生活していくと幸せがやってくるのかの答えが記されているんです。


ヨガ哲学を学んでからの私は人生が180度良い方向に転換していきました。

私のストーリーはこちらからご覧ください。


動画で聞きたい方は、こちらからどうぞ♪



今回はその中から「ヨーガ・スートラ」の中から、こんな1節をご紹介します。


イーシュヴァラ・プラニダーナによってサマーディは達成される。

めるくまーる:「インテグラル・ヨーガ」第2章.45節


「イーシュヴァラ」は一般的に「神」と訳され、プラニダーナは「献身(身を委ねる)」と訳されますので、「神に身を委ねましょう」という意味になります。「神」という言葉が出てくることで、抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ヨーガでは「神」とは、今目の前に広がるこの世界全てのことを「神」という風に捉えます。


そして、「サマーディは達成される」とありますが、サマーディは「至福感に満ち溢れた状態」という意味になります。つまり、今目の前に広がっている世界に、身を委ねていきましょう。すると幸せになることができるよ。という意味になります。


私たちが望んでいることが起きた時は、やった!嬉しい!と受け入れ、神様ありがとうと感謝をすると思いますが、自分が望んでいなかったことが起きた時には、最悪!!!なんで 私がこんな目に合わなきゃいけないの!?みたいな風に思ってしまうことって誰しもあると思います。


しかし、ヨガではこの困難なことが起きることに必ず意味があると考えていて、そしてそれをありがたく受け入れた先に幸せがやってくるんだよという風な教えになってるんです。


例えば、友達から「これ読んでみて!」って言ってお勧めされた分厚い本があったとします。「うわ!?何この分厚い本!読みたくないな…。」という感じで思ってしまうと思うんですが、それをちょっと読み始めてみたら、「この本面白い!」ってハマってしまい、もうその作家さんが大好きになったりする…なんて経験をしたことはないでしょうか?


本でなくても、誰かにおすすめされたことをやってみたら大好きになってしまったなんて経験はあるのではないでしょうか。


そのようにして私たちが差し出される現実が、たとえ困難な出来事だったとしても、必ず意味がある神様からのプレゼントだから、ありがたく受け入れていきましょうね。という教えになります。


 

私がこの教えを実感したお話を紹介します。

ヨガインストラクターとして活動を始め、生徒さんもついてきてくれるようになった頃、旦那さんの転勤の話が決まり、千葉県から熊本県へと引っ越しをすることになりました。


最初は「なんで今のタイミングなんだろう・・・。」と思ってしまいました。


生徒さんも増えてきて、

大好きなヨガスクールで、スタッフとしても活動し始めて、

そのスクールの代表とも日本一のヨガスクールにしていこう!!と熱く気持ちも盛り上がっていた時だったんです。


そんな幸せで、そして結果もついてきていた時に、思ってもいなかった転勤の話。


私はヨガ哲学を学んでいたので、「どんなことにも必ず意味がある」と思い、引っ越しを受け入れることにしました。


今まで1度も行ったことのない県で、最初はとても不安でした。

旦那さんは仕事が忙しく、どんどん熊本で活躍している最中、私は子どもと一緒に毎日、熊本にある公園や観光地を歩く日々が続きました。


最初は「久しぶりの休日だし、旅行と思って楽しもう!」と思っていましたが、やはりヨガレッスンができない寂しさ、友人や家族に会えない寂しさが積もってきます。


寂しくなって涙が出てしまうこともありましたが、


道に迷っていたり、困っていると必ず声をかけてくれる街の人や

自然たっぷりで、どこに行っても生命エネルギーの溢れる木々があること

癒される温泉がたくさんあり、

子どもが遊べる場所も行ききれないほど数多くある熊本。


この街がだんだんと好きになっていきました。

そして今は熊本県に引っ越してきてよかったなと心から思えています。


そして、私が熊本県にやってきた意味、神様からのプレゼントはまだまだこれからあるようにも感じています♪


 

人生生きていると、自分が望んでいなかった出来事が起こることなんてきっと誰しもが経験していくと思います。


そんな時に、ポジティブに受け入れて生きていくか、

ネガティブに生きて悪態をついていくかによって人生は大きく変化していくでしょう。


人生起きることには必ず意味がある。


この教えを是非、頭の片隅に入れて過ごしてみてくださいね!



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